福岡らーめん食べ歩き

(福岡の美味しいラーメンを次々と発見中)

石田一龍 福岡博多店

【訪問日時】

2022年3月21日(10:30)

 

【店舗】

3/19(土)の夜に『大人なテレビ』を観ていましたところ、石田一龍ラーメンが、素人さんを3ヵ月間の修行で一人前にして、暖簾分けで店長として出店させるというドキュメントをやってました。昨年秋に2名がそれに応募してのチャレンジ。一人(Aさん)は飲食店の経験があるらしく、修業始まってから速やかに習得していく優秀な方で、もう一人の方(Bさん)は、人柄は良いいのですが、全くの異業種からのチャレンジで、しかも性格がノンビリしているのか、成長が遅く、Aさんにどんどん差を付けられていきます。結果、Aさんは3ヵ月で無事に社長から合格をもらい、博多区西月隈に店長として出店。恐らく暖簾分けという事ですので、支店ではなくAさんが完全オーナーの店舗だと思います。一方のBさんですが、こちらも本人の努力と石田一龍さんの指導の良さが功を奏して同時に合格して卒業。Bさんは鹿児島で出店しました。

 

そして、今回訪問した博多店は、そのAさんが店長のお店です。

 

ドキュメントでの石田一龍さん(社長や本店の店長)は、「うちの店は接客に非常に重きを置いている」と弟子2人に滾々と説いていました。その内容は次の通りです。

 

①美味しくて熱いラーメンを出すことが、優先順位の1位。

②お客様に対しては元気よく挨拶。活気ある雰囲気作り。

③厨房にいて作業中も、常に目線は下を見ずに店内を見ていること。何かお客様が困っ

 ている様子があったらすぐに気づいて対応する。

 

とにかく接客の良さをアピールされてましたので、どちらかと言いますと、ラーメンの味よりも、どのような素晴らしい接客をされるのか、その様子を楽しみにして行きました。

 

f:id:koumaisyokurepo:20220322101942j:plain

 

【料理】

<濃厚ラーメン>

まずスープを一口飲んで、すぐに「ウマっ」となりました。皆さんがおっしゃる通り、クリーミーで臭みは一切なく、そしてガツンとした豚骨の重みもあり確かに美味しい。しかし、食べ進めているうちに、何だか味が単調に思えて、個人的には後半その味に飽きてしまいました。少しだけ深みに欠ける気がしました。味は感じ方に個人差がありますので、勿論最後まで美味しいと思われる方もたくさんいると思います。あくまでも個人的な感想ですのでご了承ください。

 

また、チャーシューですが、私が記憶する食べたラーメン屋さんのチャーシューの中で、一番固かったです。歯ごたえがあって、昔懐かしのラーメン屋さんのようで、私はこれはこれで好きなのですが、トロトロ柔らかチャーシューではありません。

 

f:id:koumaisyokurepo:20220322102725j:plain

 

<屋台ラーメン>

濃厚(豚骨)ラーメンをあっさりさせたもので、女性やお子さんにはこちらがお薦めのようです。味の感想としましては、濃厚ラーメンと同じで、濃厚な分、私は濃厚ラーメンの方が美味しかったです。

 

f:id:koumaisyokurepo:20220322102950j:plain

 

<炒飯>

半炒飯(330円)を注文。まず「半炒飯とはいえ、少ないな。」って思いました。味付けはしっかり濃い味で、少し冷めても美味しかったです。

 

f:id:koumaisyokurepo:20220322103144j:plain

 

【残念な接客】

さて、楽しみにしていた接客ですが、私が実際に体験した事を噓無く報告します。まず、私はパートナーと2人で行きました。10時30分開店という事で、混むかなと予想し、10時15分に到着して、5番目6番目に並びました。そして10時30分ちょうどに開店しました。先に食券を購入してから席を案内される流れです。私達も食券を買うと、すぐに店員さんがカウンター席に案内してくれました。カウンターの番号は6番と7番。少し背の高いカウンターの向こう側は厨房。カウンターの上には、できたラーメンを置いたり、食券を置くようなスペースがありましたので、私は初めてでしたし食券はここに置くのかなと思い、カウンターの上に濃厚ラーメン、半炒飯、屋台ラーメンと食券を並べました。その際、カウンター越しに厨房に居る少し体格のよい店員さんと確実に目が合っているのですが、特に私が並べた食券を取る気配がありません。まあ、あまり気にせずに私はトイレに行きました。

 

トイレから戻ってくると、私のパートナーが食券について話してきました。その内容とは、カウンターの上に置かれた食券を誰も取りに来なく、もしかしたらカウンターの上に置くのは間違ってるのかと思い、食券3枚をテーブルの上に置きなおして、それでも一向に店員さんは食券を取りに来ないので、店員さんを呼んだら、ようやく食券を取りつつ麺の固さなどの注文を受けてくれたとの事でした。

 

結果、私たちの後ろに並んでいたお客さんたちのラーメンが先にどんどん運ばれて行き、私たちのラーメンは12番目くらいに持ってこられました。

 

まず疑問1、カウンターの上に食券を置くのが間違いだとしたら、何故私が食券を置いているのに気付いた厨房の中の店員さんはそれを教えてくれなかったのか。仮に、気づいてなかったというのならば、社長や本店で修行を任されてた店長が言っていた「厨房にいても目線は常に店内にいるお客さんに向けている。下は最低限しか向かない」という精神はどこにいったのでしょうか。

 

次に疑問2、そもそも、食券を購入した後に席を案内してくれた店員さんがどこかに行ったから食券をどうしたものかとなったわけで、席を案内した店員さんがそのまま食券を預かり、麺の固さを聞いていってくれれば、食券が放置されるという問題は発生しなかったのではないでしょうか。それとも、席に案内した店員さんは食券を受け取らずにどうしてもどこか別の所に行かなければならないという事情があるのでしょうか。もしそうであれば、食券を取る専任の店員が別に必要なのではないでしょうか。開店と同時に次々とお客さんが入ってきて、混雑していたのは分かりますが、放置されたお客さんが「すみません」と声を出さなければならない状況は、すごく気分が悪いです。

 

次に、写真をアップするのは控えますが、テーブルに座った瞬間、蚊のような死骸がテーブル左側にペタッとくっついているのに気づきましたので、サッとティッシュにくるんでテーブル脇に置きました。食事前にこれをパートナーに見せると食欲が落ちるだろうと思い、お店を出てから報告しようと思っていたところ、テーブル角をよく見ると胡麻つぶが所々に落ちています。恐らく店員さんはテーブルを布巾で拭いたのでしょうが、拭いた際にテーブル角に押しやられた胡麻づぶに気づかずに拭くのを終わらせたのでしょう。また、調味料(餃子用醤油や紅ショウガや胡麻など)がテーブルの一段上に作られた棚に置かれているのですが、その棚にも、今度は胡麻の削りカスが散乱してました。右に居たパートナーも同時に思ったらしく「胡麻がいっぱい落ちてるね」って言ってました。私たちは開店1巡目のお客だったので、前のお客さんが胡麻をテーブルに落としていったという事はあり得ず、一番きれいな店内の状態のはずですので、やはりガッカリでした。

 

社長と本店店長がテレビで「接客!接客!」と強く言われていたので、接客を観察する気持ちのハードルが上がっていたのかもしれませんが、元気と掛け声だけは良かったのですが、私達への細かい気配りは全く感じませんでした。

 

私は、正直な接客の印象を事実通りに書かせていただいただけで、特にこちらのお店を落とし入れるつもりはありません。3/21の朝1番に6番7番カウンターに座ったのですが、その奥の厨房にいた店員さん、私が食券をカウンターの上に並べていたの、気づいてましたよね???(何故、食券はそこではないよと教えてくれなかったのでしょうか)

 

【訪問日時】★再訪

2023年1月26日(19:30)

 

【メニューと卓上】

 

【料理】

今回はまだ食べてない『つけ麺』を注文しました。スープは豚骨魚介系です。麺は、つけ麺で食べると考えると細め。そこに薄いチャーシューが乗っています。味の感想ですが、豚骨スープはさすがの美味しさと思いますが、正直その豚骨スープに、見よう見真似で魚粉を入れ、ピリ辛は万人にウケるだろうという感じで最後に唐辛子を振りかけたという感じです。美味しいのは美味しいですが、味にまとまりが無いといいますか、素人が良い食材を使って作ったつけ麺という気がしました。尚、〆にスープ割も可能です。

 

【住所】

 

 

ブログランキングに参戦してます。

よろしければ、クリックだけお願いします!

   ↓↓↓

食べログ グルメブログランキング

石田一龍 福岡博多店ラーメン / 竹下駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.5